「核兵器は恐ろしいもの。自治体としてもとりくみたい」
5月14日(火)
松前町では総務部長、議会事務局長さんなど3人に対応いただきました。
実行委員会から、
核兵器禁止条約の成立、来年
被爆75周年、
核兵器廃絶への日本の態度が問われていること、
原水爆禁止世界大会を2020年5月にニューヨークで開催する計画があることなどにもふれ、ヒバクシャ国際署名、
核兵器禁止条約の意見書採択なども要請しました。
松前町から「原爆パネル展を庁舎ロビーで開催、今年も早期に実施したい。「平和都市宣言」の懸垂幕を8月に掲げる。ヒバクシャ国際署名は職員に依頼し集めた。
被爆者証言DVDの貸し出しもしている。募金も協力したい。」「町長はヒバクシャ国際署名に既に署名している」などの返事がありました。
参加者全員がひと言発言。
「平和行政に積極的にとりくんでもらっていると思う。効果的な展示をお願いしたい」
「ヒバクシャ国際署名に議長も署名を」
「
福島原発事故からの避難者が住んでいるが
原発はやめてほしいと思いを聞く。知事に要望を、議会も役割を」
「前回、
核兵器禁止条約の意見書を議会に出したが否決された。
核兵器にどういう思いの議員がいるのか」
「平和行政のPRをもっと進めて。政治ではなく生存の問題。
地方自治として声上げて」
「姉の夫が2km圏内で
被爆した人、夏になるとケロイドが出ていた。
核兵器は早くなくなってほしい」
金澤議員から「教育の町宣言をしており、小中学校で修学旅行に
被爆地へ行っているが、ぜひ原爆パネルを借りるのではなく購入して、各学校で巡回展示して見てもらうなどの積極的に見せる対応を。広報にも特集など載せてほしい。(戦争被災者、
被爆者の)家族の方もおり、誰も反対する内容ではない」など発言。
最後に、
松前町から「原爆パネルや映画などからも
核兵器は恐ろしいものとわかる。町としても
核兵器を作らせないためにとりくみたい」などのコメントがありました。
伊予市では、総務部長、議会事務局長さんなど6人が対応。情勢や要請内容を説明し、ヒバクシャ国際署名、
核兵器禁止条約の意見書採択などをお願いしました。
伊予市から「ヒバクシャ国際署名への賛同はもう少し様子をみたい」「
伊方原発から30km圏内に一部入る。避難計画は全県で実施している」「
伊方原発のテロ対策施設が遅れているようだが、四電も伊方3号機が止まるようであれば、直前に連絡があると思う」などのコメントがありました。
また「
自治体の
自衛隊募集への協力」について「『
法定受託事務』として懸垂幕を1カ月掲げるなどしている。名簿の閲覧は審査して対応した。そういった要請はある。今後も都度検討する」とした回答がありました。
参加者から「パネル展はずっと実施してほしい」「
原発はミサイルでも危険、輸出も失敗しており、儲かるものではなくなっているのではないか、市としての考え方は」「
米朝会談が行われ、引き続き対話と交渉を進めるとされ、北東アジアの平和は進んできている。
被爆国日本の動きは一層重要になる。国にも働きかけてほしい」など要請しました。
要請後、市役所前で出発式を行い、子どもたちから、組合で集めてもらった
千羽鶴とカンパをいただきました。
そのあと、宣伝カーとともに行進。子どもたちも一緒に、市役所からJR駅、商店街などを歩き、「ピースコール」でアピールしました。