愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

7/15~16原水爆禁止四国大会in香川

「ヒバクシャ国際署名」を集め、
日本政府に「核兵器禁止条約」の調印を迫ろう。
一日も早く世界中から「核兵器」を無くそう
7月15~16日(土・日)
原水爆禁止四国大会in香川

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 7/15~16(土日)63回目の「原水爆禁止四国大会」(高松)375人(うち愛媛18人)が参加しました。

 参加者の感想から、紹介します。

 オープニングでは、広島で被爆したジャズピアニストの好井敏彦さん(胎内被爆者で、香川県被爆者の会会長)がピアノを弾き、新婦人高松支部のコーラスグループが『原爆許すまじ』などを合唱しました。


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 記念講演は安井正和さん(日本原水協事務局長)が「ヒバクシャ国際署名で核兵器のない世界の扉を開こう」と題し、「7月7日、国連本部で122の国・地域の賛成で『核兵器禁止条約』が採択されました。人類史上初めて核兵器が違法化され、『悪の烙印』を押したことが語られました。保有国や日本など『核の傘』依存国も政治的・道義的拘束を受けます。核兵器の使用だけでなく、使用するぞと威嚇することも禁止されます」と報告。
 また、この条約には、「ヒバクシャ」の役割が2箇所取り上げられていること、私たちのような、市民社会の運動が果たした役割も大きく取り上げられていること、さらに、今後「ヒバクシャ国際署名」を多く集め、各国政府にこの条約に調印を促す運動が大切であることも語られ、「日本政府に禁止条約への参加を迫りすべての国が条約を結ぶよう『ヒバクシャ国際署名』をすすめよう」など、講演。8月7日の「世界大会(長崎)」では、国連軍縮担当上級代表の「中満泉さん」が参加し、挨拶をされるので、「ぜひ多くの皆さんが参加して、聞いて頂きたい」と言う訴えもありました。


 「核兵器禁止条約」が採択されたことの大きな意義が、大会参加者に大きな勇気と確信を与えました。

 夜には各県からの参加者の交流をはかる交流会、青年は各県からの参加者で集まり、独自の交流会を持ってカレーを食べながら交流しました。

 2日目は4分科会に分かれて学習しました。
 分科会のテーマは、第一分科会「ヒバクシャ国際署名」を拡げよう、第二分科会「被爆者とともに、被爆の実相を知ろう」、第三分科会「伊方原発原発いますぐ廃止へ」、第四分科会「原水爆禁止運動のあゆみ」でした。

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 第一分科会「『ヒバクシャ国際署名』を拡げよう」では、最初に「はだしのゲン」の紙芝居全5巻が上演(約1時間)されました。徳島県では、この紙芝居の上演を通じて、核兵器の恐ろしさ・惨さを伝え、署名の促進に役立てていることが、報告されました。

 また、この徳島県の平和委員会事務局長の方の「ヒバクシャ国際署名」の取り組みが報告されました。この方は、いつも署名簿を持ち歩き、毎日こつこつと、署名を集めておられ、現在までの到達は、5,200余筆だとか。四国八十八箇所の札所でも、毎日のように、署名を集めておられるようです。「署名を訴えるのは、タダだ!」「署名をするかどうかは、相手が決めることだ」という訴えには、感心しました。

 被爆者の被ばく体験を聞く分科会では、93歳や89歳など4人の被爆者が語る体験はすさまじく、若い世代の参加者も涙ぐんで耳を傾けていました。
 
 閉会総会では、4分科会での討論内容の報告が行われ、最後に「香川アピール」が採択されました。

 四国大会参加者が、世界大会にも参加して、多くの方と交流し、「原水爆禁止」運動を大きく盛り上げ、「ヒバクシャ国際署名」を多く集め、日本政府に「核兵器禁止条約」の調印を迫り、一日も早く世界中から、「核兵器」を無くして行きましょう。