8/9千羽鶴を海外へ送るつどい
8月9日「“平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい」を開催し、20人が参加しました。
毎年、原爆投下の日またはその前後に「平和行進実行委員会」が毎年開催してきた集会で、今回で33回目になります。平和への願いを込めて折られた千羽鶴約25万羽を今年は3カ国(アメリカ・インド・リトアニア)3団体へ送りました。
はじめに原爆と戦争の犠牲者を追悼し黙祷。
今井平和行進県実行委員長があいさつし、続いて今年の平和行進の経過と成果などの状況について報告しました。
「わたしの被爆体験」として、被爆者の田中英子さん(84)が自身の被爆体験と共に、最近のできごとと今後への期待を話しました。
「愛媛県内で海外の方との出会いがあり、被爆体験を語ると逆に学ばされることも多くあった。外国人の方が被爆パネルなどを真剣に見ているように思う」「青い薔薇など、折り紙を教えているが、折り紙は言葉が通じなくてもわかりあえるので良い」「街頭で署名活動をすると若い世代の方が反応が良く署名してくれる。若い世代にどんどん伝えていく、広げていくことが大事」と切々と話されました。
このほか、コープえひめ・新日本婦人の会・愛媛医療生協などから平和活動の報告がありました。
今年送付予定の各団体から問い合わせをした際に、千羽鶴を歓迎するメールが届いていることも報告されました。写真撮影の後、各団体へ送るために県内で集められた折り鶴と手紙を同封して箱詰めする作業を行いました。
千羽鶴は、今年送ったものと昨年までの合計で、33カ国91団体539万1千羽になりました。
実行委員会からの手紙を添えて、各国へ送付しました。