愛媛を歩こう!国民平和大行進

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8/7『平和の使者』千羽鶴を海外へ送るつどい

私たちが平和を引き継ぐ。継続が平和を広げる力に
8月7日(金)
「”平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい」

 

8月7日(金)「『平和の使者』千羽鶴を海外へ送るつどい」が開かれ、20人が参加。県内から集められた千羽鶴約15万3千羽を海外3カ国へ贈りました。

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千羽鶴を海外へ送るつどい

はじめに原爆と戦争の犠牲者を追悼し黙祷。

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黙祷

今井平和行進県実行委員長があいさつし、「核兵器禁止条約の発効は50カ国の批准が必要だが、昨日までに43カ国が批准しあと7カ国となった。世界中の思いが示されていると思う。また被爆者の方も高齢となり、被爆体験や平和の思いを引き継ぐ必要がある。そして、平和行進やこの『つどい』も毎年実施しており、海外との交流も広がった。やはり継続が力になっている。平和の思いを広げていきたい」などあいさつ。

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今井実行委員長あいさつ

渡部県平和行進事務局長が今年の平和行進の取り組み状況の報告を行いました。

 

今年はコロナ禍で被爆者をお呼びして被爆体験を直接聞くことはできませんでしたが、「若い世代の平和への願い」と「被爆体験の継承」として稲葉愛媛労連青年部事務局長が思いを語り、医師の肥田舜太郎さんの被爆体験を朗読しました。

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稲葉愛媛労連青年部事務局長

稲葉さんは「小学校で平和教育を受け、大学生になり広島に行き原爆死没者慰霊碑の『安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから』を見たときに私が小学校で思ったのと同じ気持ちだと感じた。私たちは被爆体験を聞くだけでなく、継承しなければならない。今『平和の波』行動にとりくんでいる。被爆者からも『心強い、みなさんに任せたい』と託された。私たちが平和を引き継ぐ、その決意を表明したい」など発言しました。

 

その後、参加者から平和活動の報告があり、記念撮影をして海外への発送作業を行いました。

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今年はスペイン「デラス平和研究センター」、ノルウェー核兵器ノー」、韓国「韓国原爆被害者協会」の3カ国の反核・平和活動団体へ贈り、これまでの合計は32カ国89団体へ494万1千羽となっています。