8/9千羽鶴を海外へ送るつどい
県原爆被害者の会の久保さん(故人)がよびかけてはじまり、平和行進県実行委員会が主催する、今年で28年目になる運動です。
自治労連やコープえひめなどから寄せられた約20万羽の折鶴に手紙を入れて箱詰めし、3ヵ国の3団体=フィリピン「平和女性パートナーズ」、イギリス「ヨークシャー核軍縮運動」、アメリカ「首都圏ヒロシマ・ナガサキ平和委員会」に送りました。これまでに世界31ヵ国86団体へ累計448万8千羽になりました。
つどいでは、広島で被爆された藤村敏夫さん(87)の体験談を聞きました。
「広島駅の第一機関区で働いていたところ突然の閃光と爆風と熱風。吹き飛ばされて倒れ、外を見たら家が一軒残らず倒壊しあちこちから『助けてくれ』『足がはさまれた』と悲鳴が上がっていた」ことなど、73年前に目にした光景を話され、「戦争だけはいかん」と強く話されました。