8/9‟平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい
“平和の使者”15万羽アメリカ・イギリス・フィリピンへ
8月9日(水)
千羽鶴を海外へ送るつどい
平和行進実行県委員会が1990年から毎年開催し、28年目の今年はアメリカ・イギリス・フィリピンの平和活動団体に約15万羽を送りました(これまでの合計で31カ国84団体へ428万8千羽を送付)。
犠牲者の黙祷のあと、実行委員会があいさつし、今年の平和行進の経過について報告しました(後述)。
岡本教義さん(86歳・松山在住)の体験「14歳当時、広島の金輪島にいて巨大な“きのこ雲を”みた。当時は何もわからなかったので、不謹慎だが、きれいな雲だった。市内から来るけが人の救護にあたって被爆したが、皮膚は赤くむけて垂れ下がり、蛆がいっぱい。当時は被服だと思って切り取っていたが、その皮膚を切り取っても誰も痛いとも言わなかった。人間の断末魔を見た。こんな体験はしてほしくないが想像はしてほしい。だから平和資料館などに行って、見てから話を聞いて想像してほしい。いま核戦争をすれば人類は滅んでしまう」などのお話を聞きました。
今年の平和行進愛媛コースの結果報告のほか、コープえひめ「折り鶴昇華リサイクル活動」、新婦人「ヒバクシャ署名の広がり」、医療生協「ピースアクションリレー」の活動報告があり、記念撮影のあと、海外への郵送の作業を行いました。
郵送作業中に11時2分が近づいてきたので、みんなで黙祷し、その後作業を続けました。
今年は、
Ground Zero Center for Nonviolent Action
平和行進の経過報告
①パネル「原爆と人間」の活用ほか
・松山市では新パネル「原爆と人間」を購入・活用。
・市役所ロビーで 7/10~14パネル展(ロビーでの原爆パネル展は初めて)
・コミセンで7/21から開催の「平和資料展」で、DVD「未来への伝言」を初めて上映。
・松前町では県実行委員会所有の「原爆と人間」を借り受けてパネル展を初めて開催。
・松前町から署名139筆届く。
②「ヒバクシャ国際署名」
2016年 首長 議長
松野町長 阪本 壽明 宇和島市議会議長 赤松 与一
鬼北町長 甲岡 秀文 松野町議会議長 板尾 喜雄
2017年 首長
西予市長 管家 一夫 松野町議会議長 加藤 康幸
松野町長 坂本 浩 鬼北町議会議長 程内 覺
全体としては9自治体 8議会
③国家補償を求める賛同署名 上島町長 上島議会議長 松野町長
④ペナント賛同
116団体・1個人
⑤意見書採択
・砥部町議会では6/16本会議で8対7で採択し、意見書提出
・上島町議会では6/27第2回定例会で採択し、意見書提出
・大洲市議会は、「趣旨採択」