6/5愛南町、宇和島市で要請
実行委員会から平和行政の推進など要請の主旨説明を行いました。
愛南町長から「核兵器廃絶については、平和を願うという点で国民で一致できると思う」「原発については反対、早期に体に影響のないエネルギーに切り替えるべき」「世界をリードする大国に小国の声がかき消されている。世界が平和に向かうよう大国が力を尽くすべき」「戦争で核兵器を使ったら終わり。今は自分の国のことだけでなく、平和を考えないといけないが、アメリカも中国も平和について考えていない」「例年長崎への修学旅行を行っているが、今年はできるかわからない」「愛南町への米軍機の飛来はない」となどのコメントがありました。
参加者から「8月に平和の懸垂幕の掲示を」「原爆パネル展を今年は難しいかもしれないが、機会を見て実施を」など要望。
そのほか、要請の前文の「地球温暖化」問題にも触れ、「海の温度も2℃くらい上がっているのではないか。昨年アコヤガイが大量死した。今年はうまくいくと思う。25年前のアコヤガイの斃死があり、真珠の改良もしたが、国産愛媛産の真珠でないといい色が出ない」などの話も聞くことができました。
平和行進ペナント・募金にもご協力いただき、副議長からのヒバクシャ国際署名を預かりました。
宇和島市から「米軍機の低空飛行は三間に住んでいるが、夜に爆音で飛行し、機体の腹が見えるような状況があった。住民からも何とかしてほしいとか、県にも伝えてくれということも言われることがある」「低空飛行が確認されれば、県にも連絡している」「今年は修学旅行の計画はいまのところ未定」などコメントがありました。
参加者から「ヒバクシャ国際署名を職員にもまわしてもらってとりくんでもらった。また署名への協力をお願いしたい」との要望に、「検討したい」と回答がありました。
そのほか、「原爆パネル展なども状況が落ち着いたら実施の検討を」との要望に「今、市役所が耐震工事で建て替え中でもあり、また新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施し、さらに特別定額給付金や新型コロナにかかわる補助制度でロビーも埋まっていてスペースがない」などの状況もうかがいました。
宇和島市として平和行進ペナント・募金にもご協力いただきました。