6/7愛南町、宇和島市で要請
実行委員会から平和行政の推進など要請の主旨説明を行いました。
愛南町長から「近年、中国・ロシアなど自国の身を優先する国が多すぎる。北朝鮮から拉致被害者も返さない。声をあげていくことは大事だが…」「日本で新型コロナワクチン開発ができないのはなぜか。本来ならワクチンをつくり、輸出し支援すべきと思う」「オリンピックもできればと思うが、海外から人が来たら感染が広がる。無観客など、ここにかけるアスリートの気持ちは尊重してあげたいが…」「愛南町への米軍機の飛来はない」「高速道路延伸の打ち合わせもあり、紫電改展示館などの近くにIC設置も考えたい」「平和を嫌う人はいない、平和はすべての人の願い」など、さまざまな話題で懇談しました。
参加者から「今後、戦争になれば核兵器が使われ、みんな死んでしまう。決して戦争っしてはいけない」「8月に平和の懸垂幕の掲示を」「小学校などでの原爆パネル展は好評で、機会を見てぜひ実施を」「愛南町にある戦争遺跡を紹介し、積極的にみてもらえるような工夫を」など要望。
平和行進ペナント・募金にもご協力いただき、町長・議長から「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める」署名を預かりました。
宇和島市から「要請内容は市長・議長に伝える」「非核平和都市宣言にもとづいて要請内容は検討し進めていく立場」「『日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める』署名を職員に募っている。集まり次第送る」「米軍機の低空飛行は最近は落ち着いている」「自衛隊へ住民情報を紙で提供することは、課でも疑問が出されており、今後対応を検討していく」などコメントがありました。
参加者から「署名を職員にとりくんでもらった。また協力をお願いしたい」「原爆パネルの購入を。展示も行ってほしい」「宇和島空襲は私には関係ないと思っていたが、親や子ども、家族を亡くした人が身近にいた」「宇和島の祖父母に『誰でも犠牲になる戦争だけはいかん』と聞かされてきた。医療の現場で働く者として、命や健康を守ることの対極が戦争。コロナ禍で困窮する人が増え、手遅れになるケースもある。いまは軍事より地域に必要な医療などにお金を」など要望しました。
要請後、市庁舎前でスタンディングを行いました。参加者・団体から「折り鶴」「カンパ」を受け取りました。