6/3愛南町・宇和島市で要請・行進
参加者から「先日、大学の先生の講演を聞いた。昔から、大国はまわりに小国があると、自分のものにしたいという欲望にかられるものだ。世界中でそんな間違いを抑えていかなければいけない。という話で、なるほどと思った」と話すと、清水町長は「弱い者いじめだね。日本人は家族思い、ふるさと思いが強いところがある。ロシアのプーチンはどうかしている。自分だけよかったらいいという感覚。ロシアの蛮行は許されないことだ」。
別の参加者が「ロシアは特別軍事作戦といっているが、日本も満州へ攻めていった時は戦争と言わず、事変といった。似たようなことが繰り返されている」。他の参加者からも「歴史に学ぶことが大切だ。子どもたちに今のロシア・ウクライナの戦争をどう教えるか、親や先生も悩むところ。絵本や映画やパネル展で過去に学ぶことは効果があるし、山口さんの作られた愛媛にゆかりのある『おこりじぞう』など原爆をテーマにした映画などを教材に、いろいろな機会を設けて学習に取り入れてほしい」と話しました。
ペナント・募金にもご協力いただき、町長室で先頭幕を持って「一歩行進」。
玄関前でも少しだけ歩みました。
議会事務局長からは「『ロシアのウクライナ侵攻に厳重に抗議する決議』を3/9の議会で採択。また有志でウクライナ支援をしている」との話がありました。
参加者から「20歳頃、市立病院の労働組合で原水爆禁止の運動を知った。昼休みに署名や募金を集めた。和霊(神社)さんで傷痍軍人が募金をしていて、私たちは原水爆禁止の募金をした。夫も同じくそういうことをしていて、一緒に平和運動にはずっとかかわってきた。今のウクライナをみるとつらいがかつての日本はもっと大変だったと思う。平和が一番」「81歳になり、これまで生きてきた中でも世の中の動きがとても速いと思う。イギリスのエリザベス女王在位70年を祝っているけれど、イギリスが植民地で繁栄したことや大英帝国など、今は全く否定されていること。今常識だと思っていることもいつか覆るかもしれないし、今はとても可能性がないようなことも100年先には世界の常識となるかもしれない。SDGsだって、大きい動きにはならないと思っていたのに急に行政や大企業もみんな動き出した。私たちの要求もいつか必ず叶うと思う」「宇和島は、空襲を語る会などもあり、空襲の被害者の体験を聞く機会が多く持てた。世の中の動きに対して敏感に危機感を持つことが大事だ」と想いを伝えました。
ペナント・募金にもご協力いただきました。宇和島でも要請のあとにみんなで先頭幕を持って「一歩」歩みました。県と20市町、合計21要請先すべてで参加者全員での「室内一歩」を行うことができました。
また、参加者から折り鶴を受け取り、宇和島市庁舎前を9人で手を振り「平和行進でーす」と声をあげ、わずかながら行進することができました。