愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

海外へのお手紙 2021年

To our friends who love peace
2021年千羽鶴を海外へ送るつどい」でのお手紙
 

f:id:heiwakoushin:20210825142304j:plain

To our friends who love peace 

 

 76th summer coming, we have passed since the atomic bombs dropped in Hiroshima and Nagasaki in August 1945.

 More over in the world, there are 13,000 shots nuclear bombs, they threaten the human beings to live. The atomic bombs destroyed the two cities in a moment, deprived the lives of 210,000 people within the year. That was the worst tragedy through the human history, still now 127,756(At the end of March 2021)people have been suffering. By nuclear tests and accident of nuclear plants also extends seriously radioactivity from every corner of the world.

The people who desire no the nuclear weapons are over average 83 hope the rising generations will have never a hell of life during their life. January-22nd 2021, a nuclear weapons prohibition treaty go into effect as a first step. An unlawful nuclear weapons, as a international community standards prohibition nuclear weapons development, test, production, storage, use all kinds of actions. We got a chance we can built the world without nuclear weapons. Many people are requesting the abolition of nuclear weapons. However, we feel regret the Japanese government against nuclear weapons prohibition treaty that we are only the country has suffered from atomic bombing in world. We are coming into action up to today, prohibition treaty took effect at this moment in time, the Japanese government should be in the vanguard of the world without nuclear weapons.

We, The Great Peace March of Ehime Japan Council against Atomic & Hydrogen Bombs, have done the peace march for 63 years hoping the world peace and abolition of nuclear weapons as a bombed nation with the constitution of renunciation of war. We were driving through all of local governments and Atomic bomb victims and over 250 inhabitants of Ehime prefecture marched. At the same time the action of sending these paper cranes as peace messengers to foreign countries is organized and 200,000 paper cranes are gathered.

One thousand cranes represent long life. It is said the cranes live a thousand years and the turtles ten thousand years. There is a child statue of A-bomb victim in Hiroshima Peace Park. Sadako Sasaki was 2 years and 8 months old when the A-bomb was dropped. She got sick in the 6th grade an elementary school in fall. She continued folding a thousand paper cranes. About a year later, she died of acute leukemia at the age of 12. Cranes are full of our resolution not to bring about A-bomb victim again.

We will send them to your group. We have sent 4,941,000 cranes to 89 groups in 32countries. We wish you to make use of them for your peace activities of anti-nuclear, anti-war anti-nuclear plant from the glass roots movement. We look forward to hearing your activity.

No more Hiroshima! No more Nagasaki! No more Hibakusya!

 

2021 The committee of The Great Peace March of Ehime Council

Against Atomic & Hydrogen Bombs,

The Chair Masao Imai                                                                                                                                       

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

 

f:id:heiwakoushin:20210825142352j:plain

 平和を愛する仲間のみなさんへ                  

 

 1945年8月、広島・長崎に原爆が投下されてから76年目の夏を迎えました。

今なお世界には、1万3千発以上核兵器が存在し、人類の生存を脅かしています。原爆は、一瞬のうちに2つの都市を破壊し、21万人の尊い命を奪いました。人類史上例のない非人道的な被害をもたらし、現在も127,756人(2021年3月末現在)の被爆者が苦しみ続けています。また、核実験や原発事故によって世界各地に深刻な放射能被害が広がっています。

平均年令83才をこえた被爆者は、後世の人々が生き地獄を体験しないように、生きている間になんとしても核兵器のない世界を実現したいと望んでこられました。その大きな一歩として、2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効し、核兵器は違法化され、国際社会の規範として核兵器の開発、実験、製造、貯蔵、使用などあらゆる活動が禁止されました。今こそ核兵器のない世界をつくるチャンスです。多くの人々が核兵器廃絶を求めています。しかし唯一の戦争被爆国の日本政府は核兵器禁止条約に背を向けていることは大変残念です。禁止条約が発効した今、日本政府こそが核兵器のない世界の先頭に立つべきですだと考えて私たちは行動しています。

私たち原水爆禁止国民平和大行進愛媛県実行委員会は、被爆国であり戦争放棄憲法をもつ日本国民として、世界の平和と核兵器廃絶を願い、63年間平和行進を続けています。今年も全自治体を訪問し、被爆者をはじめ250人をこえる県民が行進しました。同時に「“平和の使者”千羽鶴を海外へ送る運動」にとりくみ、今年も約20万羽の折り鶴がよせられています。

「鶴は千年、亀は万年」と言われ、日本では千羽鶴は長命の象徴です。広島平和公園には「原爆の子の像」があります。2歳8ヶ月で被爆した佐々木貞子さんは、小学校6年生の秋、急性白血病を発病し「生きたい」という願いを込めて鶴を折り続けましたが、約1年後12歳で亡くなりました。折り鶴には、「再び被爆者をつくらない」という決意が込められています。

この千羽鶴を今年は貴団体へお送りします。昨年までに世界32カ国89団体・個人へ494万1千羽を送っています。みなさんの草の根からの反核平和運動に、この折り鶴を役立てていただくことを心から希望します。みなさんの平和運動の様子などお知らせいただければ幸いです。

  ノ一モア・ヒロシマ!ノ一モア・ナガサキ!ノ一モア・ヒバクシャ!

         

2021年原水爆禁止国民平和大行進愛媛県実行委員会

                   実行委員長  今井 正夫 

8/7愛媛で「平和の波」行動

核兵器禁止条約に日本も参加を、署名実施
8月7日(木)
「平和の波行動・街頭署名実施」

f:id:heiwakoushin:20210813170852j:plain

松山市駅前にて

 8/7(土) 核兵器禁止条約の日本の参加を求め、愛媛県原爆被害者の会の呼びかけ、松山市駅前で署名活動を「平和の波」行動として実施。呼びかけに応じて、愛媛原水協原水禁松山市民会議、脱原発を求める団体なども応援に駆けつけ、総勢約30人がアピール。日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名に多くの市民が応じました。

f:id:heiwakoushin:20210813170904j:plain

田中副会長

 県原爆被害者の会副会長の田中英子さん(83)ら7人がスピーチ。7歳の時に広島で
被爆した田中副会長は「一緒に遊んでくれた近所の中学生のお兄ちゃんや多くの若い
人が命を落としました。二席と繰り返してはいけない」と訴えました。

f:id:heiwakoushin:20210813170900j:plain

「原爆と人間」パネルも展示

原爆被害を示すパネルも並べて署名への協力を訴え、通りがかった高校生など、たくさんの方に署名に応じていただきました。

f:id:heiwakoushin:20210813170910j:plain

署名に応じるみなさん

 

8/5千羽鶴を海外へ送るつどい

核兵器禁止条約に日本も参加し、早期に核も原発も廃絶を
8月5日(木)
「“平和の使者” 千羽鶴を海外へ送るつどい」
 

f:id:heiwakoushin:20210805153524j:plain

集合写真

8月5日「“平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい」を開催し、20人が参加しました。

 

f:id:heiwakoushin:20210805153610j:plain

10万羽の千羽鶴

毎年、原爆投下の日またはその前後に「平和行進実行委員会」が毎年開催してきた集会で、今回で32回目になります。平和への願いを込めて折られた千羽鶴約20万羽を今年は2カ国(イタリア・フィリピン)3団体へ送りました。

 

f:id:heiwakoushin:20210805153510j:plain

今井実行委員長

はじめに原爆と戦争の犠牲者を追悼し黙祷。

今井平和行進県実行委員長が「今年1月22日に発効した『核兵器禁止条約』はすでに55カ国が批准している。日本も一刻も早く参加し批准すべきであり、それまでは少なくとも締約国会議にオブザーバーで参加するよう求めたい」とあいさつしました。

広島で被爆した、胎内被爆者で県原爆被害者の会事務局長の松浦秀人さんが「母から聞いた被爆体験」と題して、自身の母親から、また県原爆被害者の会でお世話する中で聞いた被爆体験などを話してくださいました。

f:id:heiwakoushin:20210805153752j:plain

胎内被曝者の松浦秀人さん

被爆当時大人だった人は子どもだった人より深刻な悩みを抱えてその後の人生を歩んできた。原爆ブラブラ病、就職・結婚差別、突然の発病で死に至る恐怖、子孫への影響など…」「老いた私たち被爆者は核兵器原発もない社会への道筋を見届けたい」など、体験談と自身の思いを語りました。

f:id:heiwakoushin:20210805153518j:plain

つどいのようす

このほか、平和行進のまとめ報告、コープえひめ・新日本婦人の会・愛媛医療生協・県原水協などから平和活動の報告がありました。

f:id:heiwakoushin:20210805153630j:plain

箱詰め作業

千羽鶴は、今年送ったものと昨年までの合計で、33カ国91団体514万1千羽になりました。

f:id:heiwakoushin:20210805153623j:plain

お手紙を入れて送付しました

実行委員会からの手紙を添えて、各国へ送付しました。

8/1原爆死没者合同慰霊祭

核兵器禁止条約発効を歓迎。核兵器廃絶を墓前に誓う
8月1日(日)
被爆76年 原爆死没者合同慰霊祭」

 

f:id:heiwakoushin:20210813162725j:plain

参列者で記念撮影

 8/1(日)「2021年・被爆76年 愛媛県原爆死没者合同慰霊祭」が松山市原爆死没者慰霊碑前で行われ、被爆者・家族9人とあわせて64人が参加しました。昨年から「愛媛県原爆被害者の会」「原水爆禁止松山市民会議」「原水爆禁止愛媛協議会」の3団体の共催で挙行となっています。

f:id:heiwakoushin:20210813162643j:plain

愛媛うたごえ協議会の皆さんの合唱
オープニングは、愛媛うたごえ協議会が『原爆を許すまじ』『平和の鐘を鳴らそう』を合唱。開会あいさつに続いて、戦争と原爆で亡くなられた方に黙祷をささげました。
 
続いて、主催者あいさつとして原水禁松山市民会議の中村会長、愛媛原水協の永瀬理事長が「黒い雨訴訟」の判決、核兵器禁止条約発効など触れ、日本政府も核兵器禁止条約に署名・批准を求める世論づくりを進めよう、など話されました。

f:id:heiwakoushin:20210813162654j:plain

岡本会長が献花
県原爆被害者の会の岡本会長は、76年経った今も被爆者を苦しめる核兵器の非道を訴え、核兵器禁止条約の発効を歓迎。「核兵器は人間がつくった、あらゆる命を奪うもので、地球上に必要ない。ヒバクシャとして核兵器の廃絶までみなさんと闘っていきたい」と決意を述べました。
 
続いて、愛媛県知事松山市長、丸山定夫を語る会、広島市長、長崎市長から寄せられた追悼メッセージを紹介し、県知事のメッセージを読み上げました。

f:id:heiwakoushin:20210813162754j:plain

合掌
続いて、参列者で献花し、一日も早い核兵器の廃絶をめざすことを誓いました。
 
閉会にあたり、県原爆被害者の会の松浦事務局長は「核兵器は人類を滅ぼす。世界に不要なもの。核兵器禁止条約は一歩前進、発効は一歩も二歩も前進した。被爆者はいずれ必ずいなくなる。私たち被爆者も廃絶を願い、その光景が一刻も早く実現するよう取り組んでいきたい。被爆者がいなくなった後も慰霊祭が核兵器廃絶を誓う場になってほしい」とあいさつしました。

 

7/11原水爆禁止四国大会in香川・オンライン

核兵器禁止条約成立後の原水爆禁止運動の役割学ぶ
7月11日(日)
原水爆禁止四国大会オンライン」

  

f:id:heiwakoushin:20210716135009j:plain

講師の川田さん

 7/11(日)「原水爆禁止四国大会」が香川をホストにオンラインで開催され、四国4県から参加。

 

f:id:heiwakoushin:20210716135019j:plain

愛媛からの報告

大会では各県のとりくみ報告があり、愛媛から「松山市議会での意見書採択」「今年の平和行進での前進点」「原爆死没者合同慰霊祭」「わたしたちの平和運動」などを報告。

 

記念講演では、日本原水協常任理事の川田忠明さんを講師に「核兵器禁止条約を力にどう前進するか―原水爆禁止2021年世界大会の意義―」のテーマで講演いただきました。

 

講演では、①コロナ禍で世界の希望を示す大会。核兵器禁止条約は新しい世界への希望、大国主導からすべての国が対等にという世界の見方への示唆。かけがえのない世界の連帯した力を示す1つが世界大会。

 

②核対決を阻止する大会。原水爆禁止運動の課題は破滅の危機を知らせ、その回避の代案=禁止・廃絶こそが最も現実的。条約に大国が入っていないとするが、それ以外の国が入れば影響を与える。条約批准国が増えれば大国の国際的な作戦に支障が出る。

 

③禁止から廃絶への展望を示す大会、核保有国と同盟国の政治を変えていく。

 

被爆国・日本を変える大会。日本の条約参加をどう実現するか、国民多数の意思は参加75%とはっきりしている。日本が法的な理由で条約に入れないわけではないと国会でも答弁。自衛隊日米安保支持であっても核兵器はダメと賛同できる世論を広げよう。

 

補足)平和・核軍縮ジェンダー視点。平和構築・運用のためにはジェンダー平等が必要、地域紛争の交渉では女性グループが交渉に強い影響を与えられる場合にはほとんどの交渉が合意に達し、児童福祉・教育・食糧安全保障を構築し、長期的な安定に大きく貢献している。軍縮の促進にはジェンダー平等の視点が必要、などの話がありました。

 

最後に来年開催県の高知の代表より閉会あいさつがあり、大会を閉じました。

 

f:id:heiwakoushin:20210716135015j:plain

県内の各会場で視聴

f:id:heiwakoushin:20210716135011j:plain

県内の各会場で視聴

 

6/20香川県境で引き継ぎ式

愛媛コース終了。香川へ四国の平和行進を引き継ぎ
6月20日(日)
香川県境で引き継ぎ式

 

 6月20日四国中央市内を香川県境まで行進し、愛媛と香川県境で、香川県へとバトンを引き継ぎました。

f:id:heiwakoushin:20210621112352j:plain

愛媛・香川県境で参加者が記念撮影

 四国中央市内~香川県境まで、約2時間の行進のあと、香川からの行進団も県境「道の駅とよはま」で合流し、引き継ぎ式を行いました。

f:id:heiwakoushin:20210621112324j:plain

四国中央市行進の出発式

f:id:heiwakoushin:20210621110852j:plain

国道沿いをアピールしながら行進

 愛媛と香川からそれぞれ22人の計44人が参加。

 今井・愛媛コース実行委員長は、核兵器禁止条約が発行したもとでの、約2週間の愛媛県内の平和行進を振り返り、県内での成果と今後のとりくみや課題について発言。愛媛県内では、新たな「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める」署名に、首長・議長から署名がさっそく寄せられています。

 また「同」署名に自治体の職員によびかけていただき、多くの方の署名を集めていただきました。

 

f:id:heiwakoushin:20210621110919j:plain

引き継ぎ式の一幕

 香川からは、県教組委員長、被爆者の会のお二人があいさつしました。

 香川では「はじめて県知事・議長・教育長がペナントに署名した」と発言もありました。

 

 引き継ぎの最後に、記念撮影を行いました。

 

f:id:heiwakoushin:20210621110856j:plain

香川県境へ向かう愛媛行進団

f:id:heiwakoushin:20210621110901j:plain

ここから香川県

6/18四国中央市、新居浜市で要請

平和のまち、住民守る自治体を要請
6月18日(金)

 

  6月18日、四国中央市新居浜市で要請しました。

f:id:heiwakoushin:20210619152112j:plain

新居浜市役所前にて

 四国中央市では8人が参加、四国中央市からは総務部長など7人が対応しました。

 

f:id:heiwakoushin:20210619152018j:plain

四国中央市へ要請書を手渡す

 平和行進実行委員から要請の主旨説明を行い、懇談へ。

 四国中央市からは「平和市長会などと平和行政を推進している」「憲法改正に対しては、国の動向を注視する」「自衛官募集についても国の動向を注視する。自衛隊へは個人のデータを紙で提供している」「エネルギーを供給してもらっていることから、どの動向は注視している」「修学旅行をどうするのかはまだ決めていない(2校は実施済み)」「低空飛行の報告は聞いていない」などのコメントがありました。

 

f:id:heiwakoushin:20210619152021j:plain

四国中央市での要請のようす

 参加者から「自衛隊への情報提供は閲覧にとどめてほしい」と要望すると、市からは「慎重に対応していきたい」と回答がありました。 

f:id:heiwakoushin:20210619152025j:plain

ペナントを受け取る

 ペナント・募金に協力をいただきました。

 

 

 新居浜市では、実行委員会など8人参加。新居浜市からは市民環境部長、議会事務局長など4人が参加。 

f:id:heiwakoushin:20210619152048j:plain

新居浜市での要請のようす

 新居浜市からは文書で要請に対して回答がありました。

 

f:id:heiwakoushin:20210619152051j:plain

要請参加者から

 新居浜市からは「今年度も8月に原爆パネル展を市内3つの公民館と市役所ロビーで開催予定。出前講座として、県原爆被害者の会新居浜支部に『原爆被害の体験談』をこれまで同様継続して実施したい」「小学校16校が広島へ行き平和学習を行う予定だが、時期は未定」「自衛官募集は法律にもとづいて行っており、問題ない」「『核兵器禁止条約批准を求めること』『憲法問題』『松山空港の進入管制権回復』『伊方原発の問題』などについては、愛媛県市長会等において県内他市と足並みそろえて対応を検討」とコメントがありました。

 

 参加者から「毎年同じ回答ではなく、ぜひ検討してもらいたい」「パネル展を小中学校でできないか」「パネル展が貧弱」「『原爆と人間』もリニューアルされているので、新しいものを買ってほしい」「市長・議長にも来ていただいて直接聞いてほしい」など要望しました。 

f:id:heiwakoushin:20210619152054j:plain

ペナントを受け取る

 ペナント・募金について、ご協力いただきました。