愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

8/1原爆死没者合同慰霊祭

核兵器禁止条約発効を歓迎。核兵器廃絶を墓前に誓う
8月1日(日)
被爆76年 原爆死没者合同慰霊祭」

 

f:id:heiwakoushin:20210813162725j:plain

参列者で記念撮影

 8/1(日)「2021年・被爆76年 愛媛県原爆死没者合同慰霊祭」が松山市原爆死没者慰霊碑前で行われ、被爆者・家族9人とあわせて64人が参加しました。昨年から「愛媛県原爆被害者の会」「原水爆禁止松山市民会議」「原水爆禁止愛媛協議会」の3団体の共催で挙行となっています。

f:id:heiwakoushin:20210813162643j:plain

愛媛うたごえ協議会の皆さんの合唱
オープニングは、愛媛うたごえ協議会が『原爆を許すまじ』『平和の鐘を鳴らそう』を合唱。開会あいさつに続いて、戦争と原爆で亡くなられた方に黙祷をささげました。
 
続いて、主催者あいさつとして原水禁松山市民会議の中村会長、愛媛原水協の永瀬理事長が「黒い雨訴訟」の判決、核兵器禁止条約発効など触れ、日本政府も核兵器禁止条約に署名・批准を求める世論づくりを進めよう、など話されました。

f:id:heiwakoushin:20210813162654j:plain

岡本会長が献花
県原爆被害者の会の岡本会長は、76年経った今も被爆者を苦しめる核兵器の非道を訴え、核兵器禁止条約の発効を歓迎。「核兵器は人間がつくった、あらゆる命を奪うもので、地球上に必要ない。ヒバクシャとして核兵器の廃絶までみなさんと闘っていきたい」と決意を述べました。
 
続いて、愛媛県知事松山市長、丸山定夫を語る会、広島市長、長崎市長から寄せられた追悼メッセージを紹介し、県知事のメッセージを読み上げました。

f:id:heiwakoushin:20210813162754j:plain

合掌
続いて、参列者で献花し、一日も早い核兵器の廃絶をめざすことを誓いました。
 
閉会にあたり、県原爆被害者の会の松浦事務局長は「核兵器は人類を滅ぼす。世界に不要なもの。核兵器禁止条約は一歩前進、発効は一歩も二歩も前進した。被爆者はいずれ必ずいなくなる。私たち被爆者も廃絶を願い、その光景が一刻も早く実現するよう取り組んでいきたい。被爆者がいなくなった後も慰霊祭が核兵器廃絶を誓う場になってほしい」とあいさつしました。