4月20日(日)
愛媛県原爆死没者合同慰霊祭
4/20(日)愛媛県原爆死没者合同慰霊祭(県原爆被害者の会・松山原水禁・愛媛原水協の三団体の共催)が挙行され約110人が参加。13日開催予定が悪天候のためこの日に延期となりました。愛媛合唱団の合唱に続いて、原爆と戦争の犠牲者とこの1年に亡くなられた県内被爆者に対し黙祷を捧げました。
続いて、県原爆被害者の会の岡本教義会長が追悼のことばとして「被爆体験者はいずれゼロになるが、次世代に核兵器廃絶運動が継承され、核兵器と戦争が全廃されることを願う」など述べました。
愛媛県知事、松山市長からメッセージが代読され、丸山貞夫を語る会からも追悼のことばを送り、県内の衆院・参院議員、広島市長・長崎市長からもメッセージが寄せられました。
松山東雲高校生が原爆詩「ヒロシマの空」を朗読。「慰霊祭に参加すると貴重な話が聞けて、繰り返してはいけないという思いを受け取り、私に何ができるのかを考えていきたい」など、それぞれ感想と平和への思いを話しました。
参加者は慰霊碑に向かって献花し、再び戦争を起こさず、原爆被害者を出さないよう祈念しました。
閉会にあたり県原爆被害者の会の松浦事務局長が「日本被団協のノーベル平和賞授賞式に代表の1人として参加し、先輩方の運動の成果として、代わりに受け取ってきた。6/14ノーベル平和賞受賞記念・被爆80年平和の集いを開催する。みなさんと力をあわせて核廃絶の声を大きくしていきたい」と話されました。