愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

7/8~9原水爆禁止四国大会in愛媛

「子どもの未来に核兵器原発もいらない」
7月8~9日(土日
原水爆禁止四国大会in愛媛

前川さんと愛媛からの参加者で

 7月8~9日「第69回原水爆禁止四国大会 in 愛媛」がえひめ共済会館で開催され、実参加45人とwebで24カ所58人が参加。


 オープニングは、愛媛合唱団青年部『Green Love Cantabile』による2曲のうたごえ。7/15~17にかけて『2023全国青年のうたごえ祭典inえひめ』が行われることもあり、平和の歌声を響かせました。

愛媛合唱団青年部GLC

 愛媛原水協の永瀬理事長が「大軍拡・大増税が進められれば社会保障が削減されていくような状況がある。核兵器禁止条約締約国会議への日本の参加へ、署名を集め積み上げよう」など開会あいさつ。

愛媛原水協・永瀬理事長


 続いて各県の報告がありました。

記念講演のようす

 記念講演は前川史郎さん(日本原水協担当常任理事)が「核兵器禁止条約に参加する日本へ変えよう~核兵器のない世界へ草の根の力で前進しよう」と題してお話いただきました。

前川史郎さん

 前川さんは自身の青年期の体験から原水協で働くようになった経緯から話し、いまの世界情勢や核兵器・禁止条約をとりまく情勢についても発言。「G7広島からの核抑止力論を公然のものとするメッセージに怒りの声をあげよう」「自治体での請願も広がっており、後戻りはしないという世論の流れがある」「核兵器の使用は、核の冬(気候変動)、飢餓(20億~50億人以上が餓死の可能性)、健康被害をもたらし、もはや地球全体の問題になる」「戦争は子どもに悪い影響を与えている、逆に戦争を止めたい気持ちも子どもに広がっている」「子どもの未来に核兵器原発もいらない」「日本でも世界でも国民の多数の声は核兵器禁止・平和」「核兵器のない世界に向けて一緒に頑張ろう」など話されました。

質疑応答のようす

 質疑応答では「街頭宣伝・署名では『核兵器は必要』と言ってくる人もいるがどう答えればいいか」に対して「原爆パネルを見てもらい、どう思うか逆に質問し本人に考えてもらう。写真は伝えてくれる、例えば既にあるいろんなツールを使ってみてはどうか」。

 「核兵器に反対する世界の声はどうなっているか」に対して「世界大会でぜひ現状を知って感じてほしい」との回答がありました。

 夜は交流会を行いました。

 

分科会のようす


 2日目は、2つの分科会「原発全面回帰を許さず脱原発を(12人)」、「ビキニ被災者のたたかいと日本政府は核兵器禁止条約の参加を(17人)」を開催。閉会集会でそれぞれ報告し、「四国から若者とベテランのチカラを合わせ、世界大会を成功させ、核兵器禁止条約に参加する政府へ転換しよう」などの特別決議を読み上げ、拍手で参加者一同で決議しました。

閉会集会