「バリィさん」のいる街を歩く
「バリィさん」のいる街を歩く
5月21日(火)
港から役場まで行進し、上島町へ要請しました。
11人が参加した要請では、「二度と戦争を繰り返さないためにも、行政が中心になって歴史を伝えてほしい」。「パネル展の開催を」。「署名や国への意見書など、自治体として平和に関して幅広い取り組みをしてほしい」とお願いしました。
上島町からは、「4年前から、7~8月に庁内でもパネル展を行っています」「相談しながら平和行政を進めていきたい」と回答がありました。
再び海を渡り、瀬戸内のきれいな風景を楽しみながら今治市へ到着。広島に原爆が投下された8月6日は、今治市がアメリカ軍の空襲にさらされた日でもありました。8月5日から6日未明まで続いた攻撃で当時の市街地の約8割が焼失。600人が亡くなったそうです。
市への要請には14人が参加しました。市からは「核兵器がなくなることを願っている」とのあいさつとともに、パネル展などの平和行政に取り組んでいることが紹介されました。参加者からは、「医療生協でも原爆パネル展に取り組んでいる」「小学生向けに、原爆被害の語り部に語ってもらう取り組みをしている」「戦争体験記を出版した」などの発言があり、平和をつくる取り組みについて交流しました。