2015千羽鶴を海外へ送るつどい
“平和の使者”千羽鶴を海外へ!
8月6日ヒロシマの日に、松山市で「平和の使者『千羽鶴』を海外に送る集い」が開かれ、20人が参加しました。つどいは「平和行進愛媛県実行委員会」が毎年ヒロシマの日またはナガサキの日に開催し今年26年目。これまで383万8千羽の『折り鶴』を海外31ヵ国75団体に送ってきました。
今年は「平和行進愛媛コース」などで集められた約15万羽を、アメリカ・カナダ・フィリピンへ送りました。
集いでは、広島で被爆(爆心地から2km)した亀井好一さん(78歳)が「今日も8時15分に黙祷を捧げた。何年たとうが、あの日のことを忘れることができない」「一瞬の閃光が走り、爆音がとどろいた。地鳴りがするような爆風に、身体が吹き飛ばされた」「ゾンビのような人、死体がそこかしこに、見渡す限り何もなくなっていた街」「原爆投下後のヒロシマを生きていくことが大変だった。ハエには本当に悩まされた」「被爆し亡くなった兄の悔しさを伝えることが、生かされた自分の義務だ」など体験と思いを語ってくれました。
また、参加者から平和の行動、NPT行動の報告がありました。
その後全員で折鶴を箱に詰め、平和のお手紙を添えて海外へと送りました。