5月15日 松山行進
5月15日(日) 松山行進
5月15日朝10時、石手川公園の原爆慰霊碑近くで出発集会を開きました。
昨年のNPT(核不拡散条約)再検討会議の合意を踏まえて、実際に核兵器廃絶を実行に移すときがきました。各地域での一人ひとりの小さな一歩が世界の世論を動かし、核保有国のリーダーの意識を変え、平和な未来社会を拓いていくのです。
今年は、収束の目途が立たない福島原発の重大事故を重く受け止めての松山平和行進となりました。
愛媛県原水協の事務局長で「伊方等の原発の危険に反対する愛媛県民連絡会議」代表幹事の和田宰さんは、原発の危険を訴えるプラカードを何枚も手作りし、老朽原発を廃炉にすることや自然エネルギーへの転換などを、参加者・沿道の市民へ訴えました。
愛媛県原爆被害者の会の松浦秀人さんは、「今回の原発事故には関心を持っている。政府は、直ちに健康に被害はないと、気休めのようなことをいうが、何年も先になって深刻な症状が出ることも考えられる。」と訴えました。