愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

5/14上島町・今治市で要請・行進

寄贈された今治大空襲後の空撮写真を大パネルにし展示予定
5月14日(水
上島町今治市で要請・行進

 

 5月14日、上島町今治市で要請・行進を行いました。

今治市での行進出発集会にて

 上島町には8人が参加。町から副議長、総務課長など4人に対応いただきました。

上島町へ要請書を手渡す
 要請書を手渡し、パンフレットも使って今年の要請内容を説明。
 上島町からは「懸垂幕を飾る予定」「要望についてはしっかり受け止め積極的に対応したい」「署名等はすべて実施している。町職員にもこれまで署名していない職員に呼びかけ集めたのでお渡しする」などコメントがありました。

上島町要請のようす
 参加者から「自衛官募集では個人情報の保護を、住民説明は丁寧にわかりやすくお願いしたい」「平和教育に積極的にとりくんでほしい」など要望しました。

副議長からペナントをいただく
 ペナント・募金にもご協力いただきました。

上島町要請参加者で
 要請後に町内を行進しました。
 
 
 今治市には10人が参加、市からは総務調整課長・議会事務局など4人に対応いただきました。

今治市へ要請書を手渡す


 要請書を手渡し、パンフレットの内容も活用しながら要請内容を説明。

 今治市から「今治大空襲後の空撮写真を『記録する会』がアメリカで入手され、寄贈いただいた。大パネルにし展示をする予定」と紹介がありました。

今治空襲後の空撮を大きなパネルに

 参加者から「これらは、学校での平和教育に活用してほしい。市民会館に終戦記念日等に展示してはどうか」など提案し、市から「貴重な意見として参考にさせていただく」とコメントがありました。

今治市要請のようす

今治市要請参加者で
 ペナント・募金にもご協力いただきました。
 

今治市内を行進

 要請後に、今治市役所で出発集会を開催し、市内行進へと出発。市内を13人で行進しました。

5/13愛媛県・松山市で要請

戦争のない平和な社会は県民・国民共通の願い
5月13日(火
愛媛県松山市内子町で要請・行進

 

 5月13日、午前中に愛媛県松山市で要請、午後、内子町で要請・行進を行いました。

松山市要請参加者で一歩

 愛媛県要請には11人が参加。県は行政経営課長など11人、議会では事務局長など2人に対応いただきました。

愛媛県へ要請書を手渡す
 各自の自己紹介の後、要請書を手渡し、パンフレットも使いながら今年の要請内容を説明。日本被団協ノーベル平和賞受賞理由の評価や千羽鶴を海外へ送るつどいなども紹介しました。
 愛媛県からは「戦争のない平和な社会は県民の願いでもあり、知事に要請内容は伝える」とし、各項目に対して回答がありました。「核廃絶は国民共通の願い。県として昭和63年に意見書を出しておりそれを尊重する。県内20市町が非核平和都市などの宣言をしており対応していく。新たな意見書は必要ないと考えている」「核廃絶への姿勢は明確であり、署名等は県としてしない」「各市町で国からの自衛隊法にもとづく自衛隊からの要請に対して適切に対応している」「米軍機の低空飛行の情報収集体制をしいており、昨年度途中から、米軍の訓練の情報があればホームページで公開している」「伊方原発について、平和の目的に限り利用できるとしている。県としても将来的には脱原発の方針だが、低コスト、出力、安定供給の3つが確保されるまでは原発を利用せざるを得ない、廃炉は求めない。ただ安全対策に終わりはない」「松山空港の進入管制権は、外交安全保障にかかわるものではあるが、運行に関わるため毎年重要要望事項として国に対して返還を米国へ要望するよう求めている」「被爆者援護法による総合対策を行っている。県原爆被害者の会に相談事業を行ってもらっている」「被爆80年であり、子どもの育成を認識している。社会地歴公民で平和学習を行っている。また体験型のとりくみも重視している。昨年度修学旅行で9割の学校が広島・長崎で体験学習をしている」「ウクライナの花、ひまわりを植えるなどもしている。継承が重要、小中校一貫した平和学習を行っている」「原爆パネル展などの実施に際しては学校には紹介する」などの回答がありました。

愛媛県要請のようす
 参加者から「核兵器廃絶等への態度は明確で署名等はしないとのことだが、昨今の事情を踏まえて踏み込んで知事にも署名をお願いしたい」「防衛予算が増えており、沖縄には自衛隊の基地なども増えており、新しい戦前との言葉もあった。戦争は勝っても負けても被害は甚大、国がそういう方向に向かっているのであれば、県が歯止め、足止めとなってほしい」「高校生の描いた原爆の絵の展示は、次に伝える努力でもあるので、ぜひ学校でもしていただきたい」「県としてもパネル展などを主催し実施していただきたい」「若い世代が戦争のことをほとんど知らないようなことがみられる。点数を取る教育だけでなく、戦争などを学ぶ機会を位置づけて平和学習などにとりくんでいただきたい」「自衛隊への個人情報提供の対象年齢が県内自治体では高校生か大学生。しかし当事者は提供されていることも除外制度も知らないケースが多い。高校から個人情報を提供していることと除外申請制度があることを周知してほしい」など要望や意見を伝えました。

愛媛県要請参加者で
 愛媛県議会にも要請し、県議会事務局長など2人に対応いただきました。

県議会へ要請書を手渡す
 県議会から「体調を崩しがちな時期ですが、活動に敬意を表します」「議長にここであった要請内容等をしっかり伝えたい。お伺いした話も、請願など、議員に必要な情報は提供していきたい」とコメントがありました。

愛媛県議会要請参加者で一歩
 
 松山市には16人が参加。松山市からは市民生活課長、議会事務局長など7人に対応いただきました。

松山市へ要請書を手渡す
 矢田・松山行進実行委員長から、要請内容について説明。
 松山市から「7/26前後に追悼式と子供向け映画上映を予定している。毎年の資料展も規模を拡大して行う。小中学校での戦争の語り部事業に9校から申し込みがあった。R5年度から小学6年生に平和教育プログラムとして、R6年度全小学校が広島に行った。掩体壕の見学学習などでガイドの方に当時の悲惨さを伝えてもらっている」「核のない世界は切なる願い。S58非核都市宣言は行っており新たな意思表示は必要ないと考えている」「松山空港管制権については、国の事項ではあるが、毎年東京事務所から国交省に要望を出しており、今年は5月末に出す予定。1999年の在日米軍の継続的見直しの合意もあり、情報収集をすすめ、市民生活等が脅かされないよう報告していく」「憲法改正は国が判断すべきもの、国の動向を見守る」「ペナント、募金に協力する」「自衛隊への個人情報提供では、本市では閲覧で対応。住民基本台帳法に基づき適切に対応している」などコメントがありました。

松山市要請のようす
 要請内容に関わる要望を参加者が伝えました。
 「被爆80年となるが、新しい戦前になだれ込む動きもある。戦争は勝者敗者とも被害が甚大で戦争はしてはいけないと思っている。憲法に基づけば平和の観点から市としても止めていくことに努めていただきたい。自衛隊からの問い合わせを拒否は難しいと思うが、積極的に市民を戦争から遠ざけてほしい」「松山市にも平和資料館の開設を。戦争を知る人が減っている。戦争を再び起こさない決意として、松山空襲80年でもある今年、市にもとりくみを進めてほしい」「市は平和のとりくみを県内ではしっかりされていると思っている」「自衛隊への情報提供を閲覧にとどめているのは松山市のみ。しかし個人情報の提供は希望する者だけにすることはできないか」「日本被団協結成にも尽力された愛媛県松山市出身の被爆者であり故人の久保仲子さんは『戦争遺品や資料をガラクタにしてはならない。公の施設で永久に保存すべきである。戦争をなくすため、反戦・平和の願いをこめた戦争資料館を全国各地につくるべきである』と言われている」「広島の高校生が被爆者から聞き取り、若い感性で描いた原爆の絵の展示を、若い世代に継承するという点で検討を」「昨年、松山市上空を米軍機が深夜低い高さで飛んだ。国への要望においても、この実態、住民の不安については松山市が言わなければと思う。しっかり伝えるようにしてほしい」「意見書を採択した市議会の意向に沿って、市長・議長も署名などうけとめてほしい」など要望。

松山市からペナントを受けとる
 要望を受け、松山市から「平和資料展を7月26日から開催予定。追悼式も開催しており、小学生等を含め成長し大人になり判断する時に『戦争は絶対してはならない』という思いを持つよう、市民が認識されるようとりくみたい」「若い世代へ語り継ぐことは大事。どのような活用ができるかは検討したい」「情報提供の件は、住民基本台帳法にもとづいて方法は確認したい」などのコメントがありました。

市議会事務局長からあいさつを受ける
 議会事務局長から「世界のこともみると、いつになれば公平が訪れるのかと思っている。皆さんの活動も平和につながっているのではないかと思っている。いただいた内容については議長に伝える」など、あいさつとコメントをいただきました。
 
 ペナント、募金にもご協力いただきました。

5/13内子町で要請・行進

7~8月企画展を実施、そこに原爆パネルの展示ができるよう要請
5月13日(火
愛媛県松山市内子町で要請・行進

 

 5月13日、午前中に愛媛県松山市で要請、午後、内子町で要請・行進を行いました。

内子町要請参加者で
 内子町には12人が参加。総務課長など2人に対応いただきました。
 
 要請書を手渡し、パンフレットも使いながら今年の要請内容を説明しました。

内子町要請のようす
 内子町からは「7~8月にかけて企画展を実施し、戦争に関する展示を行う。そこに原爆パネルの展示ができるよう担当課に要請する」「五十崎自治センターに原爆パネルは保管しているが、最近は利用した実績がない。またしっかりと活用できるようにしたい。子どもたちにも平和学習をしっかりしていかないといけない」「戦争を体験した方も亡くなられた方が多いので、語る方がいなくなることを危惧している。いなくなっても平和学習を続けて行けるように何かしていかないとと思っている」などコメントがありました。

内子町よりペナントを預かりました
 ペナント・募金にもご協力いただきました。

内子町行進

 要請後、町役場前から行進を行いました。

 昨年の「他の町議にも平和行進を案内しては」とのアドバイスもあり、今回これまで町議を務められていた方にも、地元などから声をかけていただき、要請・行進にご参加をいただくことができました。また、参加者から折り鶴を預けていただきました。

5/12久万高原町・砥部町・東温市で要請

日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准求める意見書の採択を
5月12日(月

 

 5月12日、久万高原町砥部町東温市で要請・行進を行いました。

久万高原町役場前で
 
 久万高原町要請には6人が参加。久万高原町からは副町長・総務課長補佐に対応いただきました。

久万高原町に要請書を手渡す
 要請書を手渡し、パンフレットを使って、今年の要請内容について説明。また「6/14ノーベル平和賞受賞記念・被爆80年平和の集い」も案内しました。

久万高原町要請のようす

 久万高原町からは「例年と同様に対応していく」などのコメントがあり、ペナントに協力いただきました。最後に要請参加者全員で一歩歩きました。

要請に参加した全員で


 要請後に久万高原町内を行進しました。

久万高原町行進

 

 砥部町の要請には5人が参加。砥部町からは総務課長など4人に対応いただきました。

砥部町に要請書を手渡す

 要請書を手渡し、パンフレットを使って、要請内容などを説明。

 砥部町から「原爆パネル展を実施している」などのコメントがあり、ペナント、募金にご協力いただきました。

 参加者全員で一歩を踏み出しました。

砥部町要請参加者で

 

 東温市要請には15人が参加。東温市からは総務部長、議会事務局長など4人に対応いただきました。

 要請書を手渡し、パンフレットも使って、要請内容を説明。

 東温市からコメントをいただき、ペナント・募金にもご協力いただきました。

東温市要請参加者で

 要請後に東温市内を行進。

東温市役所から行進

 東温市役所から田窪駅までの道を歩いてアピールしました。

東温市行進

5/11松山行進

6/14『ノーベル平和賞受賞記念・被爆80年平和のつどい』を開催
5月11日(日
松山行進
 
 5月11日、曇天による行進に適した気温のもと、石手川公園原爆死没者慰霊碑の前に約80人が集まり、松山行進の出発集会が開かれました。

松山行進 参加みんなでまず一歩

うたごえで集会スタート
 愛媛県うたごえ協議会・トレインズのみなさんによる歌声で開会。 
 
 続いて、原爆犠牲者に黙祷を捧げました。

黙祷

松山行進実行委員会・矢田さん
 松山行進実行委員会から矢田さんが「核兵器が使われる危険性が高まるもとで、日本被団協ノーベル平和賞受賞はうれしいこと。この原爆慰霊碑は実はそんなには設置されていない。愛媛県原爆被害者の会が日本被団協の設立に大きく貢献したと新聞で知った。慰霊碑を大事にしていこう。今年も平和行進を続け、歩いて行こう」など主催者あいさつしました。
 

県原爆被害者の会・松浦事務局長
 県原爆被害者の会の松浦さんは「日本被団協ノーベル平和賞受賞は喜ばしいこと。私は今年80歳になる一番若い被爆者。みなさんと一緒に歩きたい。これから被爆90年、100年となっていく。引き続き、核兵器がなくなるよう平和行進なども進めていただきたい。6/14に『ノーベル平和賞受賞記念・被爆80年平和のつどい』を開催する。参加と支援をお願いしたい」などあいさつしました。
 

愛媛原水協・永瀬理事長
 愛媛原水協理事長の永瀬さんは「戦争で核兵器が使われる危険が高まった。日本は唯一の被爆国でありながら、核兵器禁止条約に参加せず、今年3月に行われた核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバーでも参加していないのは問題。核兵器禁止条約参加を求める自治体からの意見書は現在愛媛県で33%、全国で40%の自治体となっている。引き続き意見書採択を求めて行こう。6/7~8香川県原水禁四国大会が開催される、8月の原水禁世界大会にも参加しよう」など発言。

今井・県平和行進実行委員長
 県実行委員長の今井さんは「今年も平和行進実行委員会でパンフレットを作成した。この中にノーベル平和賞受賞の理由を掲載している。日本被団協のみなさん、被爆者の証言活動などの努力への評価とそれが80年間の核のタブー、核兵器を使用させてこなかったことを称えたものだ。平和行進は今年も全自治体を訪問する。8/1には「千羽鶴を海外へ送るつどい」を開催する。千羽鶴が海外でも活用され、お礼のメールが届いたり、学校の教育として使われていることが伝えられるなど、文字通り平和の連帯を広げることに役立っている。核兵器廃絶へ歩みを進めよう」などあいさつ。
 

松山行進のようす

松山行進 末広橋にて


 末広橋→県立中央病院前→高島屋周辺・松山市駅前で流れ解散となりました。

松山行進の隊列

子どもらも参加していっしょにこうしん

2025年愛媛平和行進の要請書

※2025年愛媛平和行進での要請書です。

 

                                   

2025年5月  日

(県知事、市町長、議会議長)様

2025年原水爆禁止平和大行進

四国コース愛媛県実行委員会

実行委員長 今井 正夫

非核平和行政についての要請書

今年は、広島・長崎に原爆投下されてから80年の節目を迎えます。

被爆者の悲願であった「核兵器禁止条約」が国連加盟国の2/3超えの賛成で成立、2021年1月22日に発効しました。核兵器の使用、開発、実験、生産、製造、取得、貯蔵、締約国の領土への配置、さらに使用の威嚇も含むすべての行為を禁止した画期的な内容の条約です。条約批准国はロシアのウクライナ侵略が始まった後でも13カ国増え、現在94カ国が署名(73カ国批准)しています(2024年9月24日現在)。今年3月の「第3回核兵器禁止条約締約国会議」には、条約締約国だけでなく、条約を締結していない国もオブザーバーとして参加、また市民社会の代表も参加し、「核抑止力」論を批判し、「核兵器のない社会」への決意と行動を呼びかけました。

特筆すべきは、昨年12月、被爆80年を前にノーベル平和賞日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)・被爆者のみなさんに授与されたことです。授与にあたりノーベル委員会は、「『ヒバクシャ』として知られる、広島、長崎の被爆者らの草の根運動による核廃絶への努力、また核兵器を再び使用させないための証言活動の継続」を理由とし、「この80年間、戦争で核兵器が使用されなかったことは、心強い事実として認識したい」と述べ、「被団協をはじめとする被爆者代表たちの並外れた努力は核のタブーの確立に大きく貢献した」と称え、「一方、新たな国々が核兵器保有しようと準備しており、現在行われている戦争では、核兵器を使用するとの脅迫がされている」「核戦争は、私たちの文明を破壊する」と記述しています。この受賞が、核兵器の非人道性を訴える被爆者と世界の運動に新たな勢いを与えています。

被爆80年の今年、国民平和大行進愛媛コースは66回目の行進です。県内から集めた「平和の使者千羽鶴」を1990年から世界の反核平和団体に毎年贈り続けており、海外からメールによる感謝の返信が届くなど、愛媛からの草の根の運動が世界に広がってきています。被爆から80年となる今年、日本も核兵器禁止条約に参加し、核兵器廃絶の流れを主導する立場に立つよう国に要請してください。核兵器廃絶と被爆者援護、憲法と民主主義をまもり、平和で安定した世界をめざす運動をご理解いただき、平和行政を積極的に推進してください。下記の通り要請いたします。

  1. 非核都市宣言にもとづき、平和行政を推進してください。被爆80年の今年、「平和の大切さ」など学校での平和教育自治体・教育委員会としても位置づけてください。被爆80年記念行事や写真パネル「原爆と人間」展等の開催、平和資料展、映画会など積極的に実施してください。
  2. 「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」への署名、意見書提出をお願いします。
  3. 核兵器なくせ、原爆被害への国家補償」を求める署名にご賛同ください。また当地の被爆者から要請があれば、積極的に対応してください。
  4. 自衛官募集に関して、住民の個人情報(住所、氏名、生年月日、性別など)を本人の同意なく自衛隊に提供しないでください。あわせて名簿からの除外申請について住民に周知してください。
  5. 松山空港の進入管制権の回復を進めるとともに、米軍機の低空飛行、夜間飛行訓練、オスプレイの飛行中止を申し入れ、安全な空と国土を取り戻してください。
  6. 福島原発事故の悲劇を繰り返さないため、伊方原発3号機の運転の停止・廃炉を求めてください。
  7. 憲法改悪に反対し、9条を活かした平和外交を国に求めてください。市民、町民に対して、日本国憲法の平和主義の精神を普及してください。
  8. 2025年原水爆禁止世界大会、平和行進ペナントと募金に協力してください。

 

5/9伊方町・大洲市・伊予市で要請

「核のない世界は誰もが望むこと」
5月9日(金

 

 5月9日、伊方町大洲市伊予市で要請・行進を行いました。

伊予市行進の代わりに集会を開催

 伊方町要請には2人が参加。伊方町からは総務課長・議会事務局長など3人に対応いただきました。

伊方町に要請書を手渡す
 要請書を手渡し、パンフレットを使って、今年の要請内容について説明。特に日本被団協ノーベル平和賞受賞の努力、被爆80年を前に受賞し、被爆者のとりくみを今後も広げてほしいという期待だと説明。

伊方町要請のようす


 伊方町からは「原水爆の禁止は共通の認識なので、平和行政を推進する」「修学旅行では長崎に行っている。DVDや地元で戦争遺跡などを題材に平和学習にとりくんでいる」「署名は遠慮したい」「自衛隊は災害時に支援を考えると影響が大きく、期待を込めて対応していく」「米軍機の原発上空の飛行禁止はもちろん、町にも情報を入れてもらうよう求めている。最近の低空飛行はない」「カーボンニュートラルにとりくんでいるが、原発は先人の選択で、国策でもある。実効ある避難計画の策定、防災訓練も行い、住民理解も得ている」「平和学習を通じて、憲法の平和主義などは普及する」「ペナントには協力する」などコメントがありました。

要請に参加した全員で

 ペナントにご協力いただきました。

 

大洲市要請のようす

 大洲市の要請には6人が参加。大洲市からは総務課長、議会事務局長など3人に対応いただきました。

大洲市に要請書を手渡す

 要請書を手渡し、パンフレットを使って、要請内容などを説明。

 大洲市から「世界のだれもが核兵器廃絶を願うもの。恒久的なとりくみが必要」「修学旅行は12校が広島に行き、理解を深めている」「昨年7/31~8/15原爆パネル展を開催。今年も予定している」「署名は理事者に伝える」「米軍低空飛行は肌感覚では少なくなり、最近は住民の通報もない。以前は40件ほどあった」「日本被団協ノーベル平和賞受賞をテレビで見た。日本としてうれしいこと。長年の活動が認められた。ロシア・ウクライナ、ガザ・イスラエル、インド・パキスタンと緊張状態にあるが、核のない世界は誰もが望むこと。ノーベル平和賞受賞も世界に伝え、全世界へと広げてほしい」などのコメントがありました。

参加者から要請

 参加者から「国家賠償の署名は積極的にとりくむよう検討を」「3/1日本被団協ノーベル平和賞受賞報告会を行い、20団体が集まり、120人が参加した。大洲市に後援いただき、市長メッセージもいただき感謝している。大洲市民の歌『100年後僕らは・・・大洲より』も歌った。95歳の被爆者があいさつされ、核廃絶をやらなければと雰囲気が変わった」「報告会は私たちのことでもあると実感できる内容であった。平和求める運動が平和賞につながったことをふまえ、行政としてもとりくみを」「私は戦争遺児、当時の同じ地区に10人の戦争遺児がいた。戦後80年の今年、戦争の問題を考えていきたい。高校で教えていたとき、戦争体験を聞いてくるなど、平和学習をしてきた。今後も平和行進にとりくみたい」「しばらくすると戦争体験を聞くことができなくなる。体験を子どもにつなげる『戦争体験を聞く会』を提案したい、ぜひ検討を」「原爆パネル展を実施してほしい。最近は広島の高校生が描く原爆の絵の貸出もある」「昨年日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める意見書を趣旨採択いただいた。議員にもさらに理解をしてもらい、とりくみをすすめてほしい」など要請しました。

 ペナント、募金にご協力いただきました。

大洲市要請参加者で

 

 

伊予市要請参加者で

 伊予市要請には9人が参加。伊予市からは総務部長、議会事務局長など4人に対応いただきました。

伊予市へ要請書を手渡す

 要請書を手渡し、パンフレットも使って、要請内容を説明し、平和行進・千羽鶴のつどいなども紹介し、世界との連帯も広げていると活動を説明。

 伊予市から「協力できることはしていきたい」「平成18年に非核平和都市を宣言し、懸垂幕を毎年掲げている」「9校が広島に修学旅行に行き、総合学習平和教育をしている」「昨年に続き原爆パネル展を開催、8/4~18の予定。語りつぐ努力をしている」などのコメントがありました。

伊予市要請のようす

 参加者から「原爆パネル展では被爆80年ということも入れて呼びかけてほしい」「千羽鶴を送るつどいをしているが、みなさんにもぜひ折鶴を折っていただければと思う」など要請しました。

 ペナント・募金にご協力いただきました。

行進に代えて集会を開きました

 伊予市要請後に行進を予定していましたが、大雨で通行に危険もあると判断し、歩くのを中止して、伊予診療所で小集会を行いました。集会では、今井平和行進実行委員長が実行委員会のパンフレットを使いながら「今年の平和行進の特徴」「要請での重点」「平和行進・平和のとりくみとして行っている活動」などを紹介し、平和行進で一緒にとりくみをして、歩いてほしいと呼びかけました。最後に参加者で記念撮影を行いました。