愛媛を歩こう!国民平和大行進

核兵器のない世界をめざして、一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう!

7/19「原水爆禁止四国大会オンライン」

コロナ禍の世界と平和の課題を考えあう
7月19日(日)
原水爆禁止四国大会オンライン」

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オンライン原水禁四国大会のようす

 7月19日「原水爆禁止四国大会」がオンラインで開催され、四国4県を中心に、運動団体の約50人が参加し交流しました。

 各県から『ヒバクシャ国際署名』の到達状況、平和行進などの取り組み報告がありました。愛媛からの報告は下記のとおりです。

 

今年の平和行進は、新型コロナの影響で一時中止も検討しましたが、被爆75年、命のある間に全世界から核兵器をなくしたい、という被爆者の切なる願いを受けとめ、核兵器廃絶へと確実に歩みを進めるためにも、工夫してできることをやろうということになり、県内20市町の自治体に訪問し、要請と懇談を少人数にしぼって行うこと、宣伝カーで例年は隅々に行っていないところも含めて、テープを流して平和をアピールすることにした。


平和行進パンフを1988年から30年以上欠かさず毎年発行し、その中に前年の平和行進の写真やヒバクシャ署名の進捗、議会で採択された意見書の文面、自治体の平和行政の進み具合や地域の平和行事など載せている。平和に関するいろんなことがこれ1冊でわかる資料として喜ばれています。また、32年前から一貫して自治体の取り組みの進み具合を星取表の形で示して自治体懇談で活かしている。今年は自前の印刷でカラー印刷とし、ページを少し減らし、データでの活用をすすめた。表紙のQRコードからブログ『愛媛を歩こう!国民平和大行進』にアクセスしてもらい、平和行進の様子を伝えている。

 

米軍機の低空飛行訓練が増え、オレンジルートだけでなく、広範囲で頻繁に飛び回り、松山に近い山間の久万高原町への要請の際にも「凄い爆音でビニールハウスの真上を飛んで黒い戦闘機のお腹が見えて怖かった。落ちるかと思った」とか、鬼北町の町長も「低空飛行で自分の家の上を飛んだ。町民から『怖い』という電話がたくさんかかってきた」と語るなどの状況が出されています。2月には県から国に対し、県民が不安を抱くような米軍機の低空飛行訓練の中止を求める要請書が出され、パンフに掲載した要請書も示して、自治体と懇談を行った。

 

平和行進とともに折鶴運動をよびかけ、毎年8月6日か9日(今年は8月7日)に『千羽鶴を海外へ送る集い』を開催し、被爆者の体験を聴き、折り鶴を箱詰めし、毎年3カ国、3団体に送っている。今年で31年目となる『“平和の使者”千羽鶴を海外へ送る運動』は、毎年15~20万羽を集約しており、昨年までに合計31カ国88団体・個人へ478万8千羽の折鶴を送った。

 

ヒバクシャ国際署名を広げる取り組みと平和の取り組みとして、ローマ教皇の呼びかけや全日本仏教会から「ヒバクシャ国際署名」活動への協力のお願いが発出されたことを受け、愛媛でも教会や寺院に「ヒバクシャ国際署名」への協力を訴えて広げようと今年2月下旬から3月はじめにかけて、6つの教会と17の寺院に訪問し、お願いにまわった。教会は残念ながら署名に協力してくれるところはなかったが、8つの寺院では積極的に署名協力してくれることを約束いただき、積極的ではない3つの寺院含めて11の寺院が訪れる人に納経所など目の付くところに署名を置いていただくことになった。檀家などからも集めて署名33筆と1000円の募金を預かった寺院もあった。

 

新婦人では、毎年取り組んでいる大街道での新春おめでとう行動や、COOP店舗前など署名行動に積極的に取り組んでいる。小学生への原爆や戦争の絵本の読み聞かせや平和のつどいや高校生の絵展などに取り組んだ。医療生協では、街角健康チェックやバレンタイン行動で署名を集めている。原水協として、今治、松山で毎月6日の署名宣伝を継続。各地で被爆体験を聞く会や原爆写真展、原爆パネル展が取り組まれた。

こうした取り組みの結果、現在の愛媛のヒバクシャ国際署名の到達は、33,761筆(目標5万筆)、広げる工夫がさらに必要な状況となっている。 

 

 記念講演で「コロナ禍の世界と平和の課題」についてイ・ジュンキ氏(韓国・韓神大学研究員)が「コロナの流行は差別や自国優先などの社会の現実と課題に警鐘を鳴らしている」「脱軍事や国際連帯こそが求められている」など指摘。

 

 日本原水協の土田国際部長は「人類の生存を脅かす核兵器廃絶の運動をいっそう広げよう」と8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)の参加をよびかけました。

『8/6~9平和の波』行動 愛媛のとりくみ

原水禁世界大会オンライン、署名、千羽鶴を海外へ送るつどいも
8月6~9日(木金土日)
平和の波行動 愛媛のとりくみ

 

8月2日から原水爆禁止世界大会のzoomでの参加・視聴など、愛媛ではこんな行動が計画されています。

 

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8/6-9愛媛「平和の波」行動

 

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8/2~6、9 原水爆禁止世界大会 視聴

 

8月6日(木)8:15 黙とう

  それぞれの場所からの黙とうで「平和の波」スタート

8月6日(木)10:00~12:30

原水爆禁止世界大会 広島デー大会(オンライン)』

  被爆者の証言、セッション1(核兵器のない世界への共同)、セッショ

  ン2(日本と世界、草の根の運動の交流)、文化プログラムなど

8月7日(金)9:30~12:00 愛媛県教育会館1階会議室

千羽鶴を海外に送るつどい』

 千羽鶴の箱詰め作業、被爆証言、取り組み交流を行います。

8月8日(土)11:00~12:00 松山市駅前

『「ヒバクシャ国際署名」街頭署名・大宣伝』

8月9日(日)10:00~12:30

原水爆禁止世界大会 長崎デー大会(オンライン)』

  被爆者の証言、セッション1(核兵器のない世界への共同)、セッショ

  ン2(日本と世界、草の根の運動の交流)、文化プログラムなど

8月9日(日)11:02 黙とう

7/19原水爆禁止四国大会inオンライン 開催

今年の原水禁四国大会はオンラインで開催!
7月19日(日)
原水爆禁止四国大会in徳島 オンライン開催

 

2020年、被爆75年の節目の年!

今年の世界大会、四国大会は、「生きているうちに核兵器のない世界の実現を」という被爆者の願いをかなえるうえで、これまでにもまして大きな意義をもっています。

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第66回原水禁四国大会オンライン


形式:Zoomミーティング50人限定+YouTubeライブ配信

チャットで、意見や感想、質問などをリアルタイムで書き込んで下さい。

 

2020年7月19日(日)13:00~15:00 

【19日】タイムテーブル案

13:00 開会

    各県取り組み報告と提案 / 質疑・討論

14:00 記念講演   質疑・討論

14:55 来年開催県香川より 閉会挨拶

15:00 終了

 

YouTube チャンネル「考えよう核兵器・地球・私たちの未来」でライブ配信https://www.youtube.com/channel/UC5X4P01LBk1n_8QciFcOA6g

⇒⇒

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youtubeチャンネル「考えよう核兵器・地球・私たちの未来」

参加集約1次〆切 7/4

こちらのQRコードから、参加申し込みをして下さい。

⇒⇒

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原水禁四国大会 参加QRコード

 

【記念講演 メインスピーカー】 ※日本語で話します

   北東アジアの平和構築と日本の運動への期待

   コロナ後の世界とアジアの展望(仮)

 イ・ジュンキュ 氏 (予定) 

 (韓国・韓神大学統一平和政策研究院先任研究員)

【ゲストスピーカー】 

 土田弥生さん(日本原水協 国際部長・愛媛出身)

 

※愛媛自治労連会館3階、愛媛生協病院2階B棟会議室、新居浜協立病院2階会議室で

 発言可能な環境で参加することができます。

 

主催 原水爆禁止四国ブロック協議会

愛媛の連絡先 原水爆禁止愛媛協議会(愛媛原水協

       愛媛県松山市来住町1091-1  TEL 089-990-8677

 

 

 

6/7高知県境で引き継ぎ式

愛媛コース終了。高知へ平和行進のバトンを引き継ぎ
6月7日(日)
高知県境で引き継ぎ式

 6月7日、愛媛と高知県境で、高知へとバトンを引継ぎました。歩く行進は実施せず、簡易な引き継ぎ式を実施し、横断幕などを引き継ぎました。

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愛媛・高知県境にて集合写真

 愛媛県愛南町高知県宿毛市の県境に集まった愛媛と高知の行進者は、23人。
 
 愛媛の代表参加者から、愛媛行進の状況などに触れてあいさつ。高知からは今城宿毛市議があいさつされ、「米軍機の低空飛行」についても触れられました。愛媛実行委員会作成の平和行進パンフも渡し、行進グッズを無事に高知へ引き継ぐことができました。
 

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愛媛・高知県境にて

 横断幕などの引き継ぎのあと、記念撮影を行い、引き継ぎ式を終えました。
 
 6/7から高知県の行進がスタート、6/28徳島県へ引き継ぎ、7/12香川県で四国コースは終結となります。

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高知の平和行進宣伝カー
 今後のスケジュールでは、7/19(日)に「第66回原水爆禁止四国大会in徳島」をオンラインで開催。
 
 愛媛では、8/6(木)9:30に愛媛教育会館にて「‟平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい」を開催します。

6/6松山市で「核兵器廃絶署名宣伝」実施

高知へ平和行進のバトンを引き継ぎ、署名も引き続き集めて
6月6日(土)
松山市で「ヒバクシャ国際署名」集める宣伝行動

 

 6/6、松山市の大街道と銀天街の間にあるたぬき前で、核兵器廃絶署名宣伝を行いました。

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松山市での署名行動

 毎月行われている「6・9行動」に合わせて、実行委員会が実施しました。

 

 被爆者の方が元気なうちに、核兵器のない世界の実現をめざして。

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道行く人に署名をよびかけ

 動画は、胎内被爆者である松浦さんの訴えです。

 

6/5愛南町、宇和島市で要請

新型コロナ対応で多忙な中、原爆パネル展の開催など要請
6月5日(金)
 
 6/5、愛南町宇和島市で要請を行いました。各市町での要請は代表者による少人数・短時間としています。 


 愛南町では、清水雅文町長に対応いただきました。
 実行委員会から平和行政の推進など要請の主旨説明を行いました。

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愛南町で要請
 愛南町長から「核兵器廃絶については、平和を願うという点で国民で一致できると思う」「原発については反対、早期に体に影響のないエネルギーに切り替えるべき」「世界をリードする大国に小国の声がかき消されている。世界が平和に向かうよう大国が力を尽くすべき」「戦争で核兵器を使ったら終わり。今は自分の国のことだけでなく、平和を考えないといけないが、アメリカも中国も平和について考えていない」「例年長崎への修学旅行を行っているが、今年はできるかわからない」「愛南町への米軍機の飛来はない」となどのコメントがありました。
 参加者から「8月に平和の懸垂幕の掲示を」「原爆パネル展を今年は難しいかもしれないが、機会を見て実施を」など要望。

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愛南町長に対応いただきました
 そのほか、要請の前文の「地球温暖化」問題にも触れ、「海の温度も2℃くらい上がっているのではないか。昨年アコヤガイが大量死した。今年はうまくいくと思う。25年前のアコヤガイの斃死があり、真珠の改良もしたが、国産愛媛産の真珠でないといい色が出ない」などの話も聞くことができました。
 
 平和行進ペナント・募金にもご協力いただき、副議長からのヒバクシャ国際署名を預かりました。
 
 

 宇和島市では、総務部長、議会事務局長さん2人に対応いただきました。実行委員会から平和行進の歴史、被爆75年となること、核兵器禁止条約などについて情勢の説明と、要請主旨の説明を行いました。

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宇和島市で要請
 宇和島市から「米軍機の低空飛行は三間に住んでいるが、夜に爆音で飛行し、機体の腹が見えるような状況があった。住民からも何とかしてほしいとか、県にも伝えてくれということも言われることがある」「低空飛行が確認されれば、県にも連絡している」「今年は修学旅行の計画はいまのところ未定」などコメントがありました。
 
 参加者から「ヒバクシャ国際署名を職員にもまわしてもらってとりくんでもらった。また署名への協力をお願いしたい」との要望に、「検討したい」と回答がありました。
 そのほか、「原爆パネル展なども状況が落ち着いたら実施の検討を」との要望に「今、市役所が耐震工事で建て替え中でもあり、また新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施し、さらに特別定額給付金や新型コロナにかかわる補助制度でロビーも埋まっていてスペースがない」などの状況もうかがいました。
 

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宇和島市でペナントを書いてもらう
 宇和島市として平和行進ペナント・募金にもご協力いただきました。
 

6/4松野町、鬼北町で要請

各町で町長に対応いただき 率直な意見伺う
6月4日(木)
松野町、鬼北町で要請
 
 6/4、松野町、鬼北町で要請を行いました。各市町での要請は代表者による少人数・短時間としています。 

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松野町長・町議会議長と一緒に

 松野町では、坂本浩町長・赤松紀幸町議会議長に対応いただきました。
 実行委員会から平和行政の推進など要請の主旨説明を行いました。

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松野町長へ要請書を手渡す
 松野町から「平和教育として修学旅行(長崎)を行っている」「各意見書については議会とも相談しながら検討したい」など回答がありました。
 低空飛行について尋ねると「米軍機の低空飛行は最近よく飛んできている。かなり低い。2機並んで飛んでいるし、住民からも不安の声が届いている」などの状況を教えていただきました。 

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松野町で要請
 平和行進ペナント・募金にもご協力いただきました。
 
 

 鬼北町では、兵頭誠亀町長・福原良夫町議会副議長に対応いただきました。実行委員会から主旨説明の後、要請を行いました。

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鬼北町長・町議会副議長と一緒に
 鬼北町長から「低空飛行で私(町長)の家の上を飛んだ」「悔しい。住民も驚いているし、町民から『怖い』という電話もたくさんかかってきた」と低空飛行が頻回起こっている状況について話されました。

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鬼北町長へ要請書を手渡す
 その他、「なぜ日本は核兵器禁止条約を批准しないのだろうか」「農地に太陽光、バイオマス発電が資本投資され行われているが、撤退されたら最終的には自治体が被害を受ける。山地をきちんと守っていきたいと考えている」「県内の町長らと福島県飯館村に行ったが、『人の心が変わった』と言われたことが心に残っている」「広見町出身の木村真三氏にも二度講演してもらった」などのコメントをいただきました。
 
 対応いただいた町長さんらから「ヒバクシャ国際署名」を預かり、鬼北町として平和行進ペナント・募金にもご協力いただきました。