8/9千羽鶴を海外へ送るつどいを開催
30年間で31カ国88団体473万8千羽を海外へ
8月9日(金)
『"平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい』を開催
長崎に原爆が投下されて74年目の8月9日(金)、30回目の『"平和の使者”千羽鶴を海外へ送るつどい』に20人が参加しました。
今年の約30万羽の“折り鶴”の前で原爆の犠牲者へ黙祷を行いました。
今井実行委員長が「8/6にボリビアが核兵器禁止条約を批准し、批准国は25カ国となった。条約発効への流れが大きくなっており、日本政府は率先して核兵器禁止に取り組んでほしい」とあいさつ。
広島で被爆した松山市在住の田中英子さん(81歳・写真中央)が被爆体験を話してくださいました。
「防空壕から出た時ピカッと光った。全身にガラスの破片がささり、頬が裂けてしまった。父が応急処置で肉を縫い合わせてくれて助かった。今もカメラのフラッシュが怖い。原爆の記憶を話せるギリギリの歳なので、若い世代に語り伝えたい」と話されました。
コープえひめ、新婦人の会、医療生協などから平和カフェやピースアクションリレーなど平和活動についての報告がありました。
千羽鶴は“平和の使者”としてアメリカ「婦人国際自由連盟アメリカ事務所」、ロシア「オレグ・ボドロフさん(フィンランド湾南岸公共評議会/映画監督)」、インド「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク・インド/理事ナラヤナ・ラオさん」の3カ所に送りました。
多くのマスコミ取材もあり、お昼と夕方のTVニュースで報道されました。
6/15~16「 原水爆禁止四国大会in愛媛」を開催します
5/19四国中央行進、香川県境で引き継ぎ式
2019年平和行進で新たに3首長がヒバクシャ国際署名に賛同
5/17四国中央市、新居浜市で要請・行進
四国中央市では、総務調整課長、議事調査課長さんなど7人に対応いただきました。
実行委員会から要請の主旨説明を行いました。
四国中央市からそれぞれに回答があり、平和行政、ヒバクシャ国際署名について「2005年に平和都市宣言を行い、2009年から原爆パネル展を行っている。8月6日や15日など町内放送で黙とうを呼びかけている」「ヒバクシャ国際署名は検討し、平和行政は推進していく」。憲法問題は「国の動向を注視していく」、松山空港進入管制権、米軍低空飛行の問題は「日米双方で協議すべき問題」。伊方原発について「県内対応を協議すべき問題」。平和行進の募金・ペナントについて「憲法にのっとり平和行政を進める。ペナント・募金にも協力する」などの回答がありました。
また核兵器禁止条約への批准を求める意見書については「議会内で協議を重ねる」と回答がありました。
参加者もまじえて、「8/23四国中央ホールが開館する。市民へのアピールに使ってほしい」「広報で修学旅行での感想を載せてほしい」「原発」「進入管制権」「行進へのお誘い」などのやりとりもありました。
新居浜市での要請には、市民部長さんなど3人に対応いただきました。
市民部長さんからあいさつがあり、実行委員会から、ヒバクシャ国際署名への賛同も呼びかけ、要請の主旨を説明しました。
平和行政について「原爆パネル展を7月に以前の通り行う」、核兵器禁止条約への批准を求める意見書については「市長会と足並みそろえて検討する」。憲法・進入管制権・米軍低空飛行などについては「検討したい」。伊方原発について「安全対策を求める」。平和行進のペナント・募金については「協力させていただきたい」などの回答がありました。
ヒバクシャ国際署名については「市長会の動きを見て検討」とのことでした。
要請後に、新居浜行進の出発集会を行い、参加者が平和へのとりくみや決意などを発言。
その後「三度核兵器が使われるようなことが決してあってはならない」「今日集会に参加した私たち新居浜市民は『核兵器も戦争もない平和な日本と世界』を願い、その実現のために努力します」「全国の仲間と連帯し、力を合わせて『ヒバクシャ国際署名』『9条改憲NO!3000万人署名』を成功させるとりくみをすすめます」などとした新居浜決議を採択。